導入拠点を問わず、セキュリティも担保
――具体的にはどのようなシステム構成ですか?
八木氏 リモートPCアレイにCitrix Virtual Desktopsを組み合わせ、シンクライアント端末へ画面転送するという構成を提案いただきました。リモートPCアレイは物理リソース(CPU、メモリ、SSD)を1つのカートリッジに集約したシンプルなシステムです。その1つのカートリッジに1人のオペレーターがアクセスする占有環境のため、仮想デスクトップ環境のように利用ユーザー同士でサーバリソースを取り合うようなことがありません。常に安定したコンタクトセンター業務が期待できるとともに、カートリッジは物理PCと同様の構成で、既存の業務システムをそのまま上に載せられますから、プラットフォームとしては最適でした。
また、Citrix Virtual Desktopsで画面だけを転送する形にしているため、端末にデータは保存できません。さらにリモートPCアレイを当社の堅牢な拠点内のサーバルームに設置することで、非常に強固なセキュリティを担保できました。
システム構成図
――2022年3月にひとつの拠点で30台のスモールスタートをして以降、9月に170台を追加し、2023年1月には100台を追加導入いただきました。パナソニック デジタルの対応はいかがでしたか?
八木氏 半導体不足の影響もあって納期が厳しいなか、パナソニック デジタルにはスピーディーな構築を約束していただきました。これまで各拠点ともにコンタクトセンターの構築に四苦八苦しており、在宅プラットフォームはスピードが大事だと考えていましたから、助かりました。パナソニック デジタルは必ず複数パターンの解決策を用意してくれますし、「できない」と言われたこともありません。提案力を非常に評価しています。