「セルフ発券~入館」が混雑緩和の切り札に
――新システムの導入効果を教えてください。
越氏 今回導入したのはSmart Hello チケット、キャッシュレス・多言語対応の券売機2台、入館用の着券端末です。効果を最も実感したのは5月のゴールデンウィークで、多くのお客様をお迎えしても窓口前に長い列ができず、スタッフは落ち着いてご案内できました。券売機や当館のWebサイト、アソビュー!でチケットを購入されたお客様はQRコードを着券端末にかざすだけで入館できます。
新たに導入されたキャッシュレス・多言語対応の券売機
QRコードを読み込む着券端末。タブレットを活用している
チケットカウンターの様子
越氏 混雑緩和に効果があったのは、券売機を導入したことだけではありません。券売機をキャッシュレス専用とし、「キャッシュレスは券売機、現金は窓口」と利用導線を明確にしたことも大きかったと思います。お客様が自然に分散するようになり、現在では約5割※のお客様にセルフで発券から入館まで行っていただけるようになりました。その結果、お客様お一人当たりの対応時間も短縮されましたし、窓口前の混雑が大きく緩和されました。
※ 団体客、Webでの事前購入者、乳幼児など、券売機を利用しない来館者を除く。
入館ゲート付近の様子
―― Webサイトでのチケット販売に変化はありましたか。
越氏 Web経由の売れ行きは想像を大きく超えるものでした。今回、割引制度も整理した結果、客単価が上がっています。「年間パスポート」も紙からデータ入りカードへ変え、有効期限確認や利用人数カウントが不要になりました。