閉域網での通信費が安価!高速・堅牢でコスト面にも優れている点を評価
――数あるクラウドの中で、なぜOCIだったのでしょう。
黒崎氏 高速かつ堅牢なうえ、掛かるコストが安いところです。
Oracleと言えば、速度面やセキュリティ面では高い信頼性を得ているものの、その分、価格が高いというイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし実は、クラウド基盤としては後発である分、より最適な設計が施されていることもあり、コストパフォーマンスにもとても優れているのです。
利用頻度の高い仮想サーバや、クラウド移行で課題になる通信コストも他社と比較して安価に設定されています。特にオンプレミスサーバーとクラウドサーバー間の通信費用が他クラウドよりも安価に設定されているので、とてもありがたいと思っています。
また通信コストが安価ということは、クラウドへのリプレイス時に、コストを見通しやすいという利点もあります。
オンプレミスの構成を確認する際、ネットワークのトラフィックまで事前に細かく調べきれるかと言われると、なかなか難しい。そのため、通信費用の見積もりはどうしても甘くなってしまいがちです。その点、OCIは通信費を含めた全体像を比較的シンプルに設計できるため、見積もりはより正確になりますし、トータルの額も安くなる。これは利用者側からしても提案側としても、大きなメリットではないでしょうか。
――データベース基盤としての適合性はいかがでしょうか。
辻本氏 オンプレミスで長年使ってきたOracle Exadataの延長線として、OCIにはExadata Database Service on Dedicated Infrastructure(ExaDB-D)があります。オンプレミス同等のパフォーマンスや可用性をクラウドで専有環境として確保でき、CPUを無停止で増減できる運用の俊敏さも実際の現場で効いています。
パナソニック デジタル株式会社 インフラプラットフォーム統括部 プラットフォームサービス部 DB基盤課 黒崎 翔 氏